銅(Cu)の解説。
銅の抗菌作用は、今では広く知られており、水や物を腐らせずに清潔に保つ力があります。
最近では、私たちの生活の中で様々な形で利用されおり、健康を保つ上で欠かせないミネラル分の1つと言われています。
抗酸化酵素の働きに役立ちます。
活性酸素を取り除く作用がある抗酸化酵素を助ける働きをします。
貧血の予防に必須です。
赤血球のヘモグロビンを作る時に鉄分が働きますが、銅には鉄分の吸収を良くする働きがあります。
不足すると鉄吸収が阻害されますので、貧血を引き起こす原因となります。
骨のミネラルです。
骨の形成を助けたり、骨の強化に役立つ事から「骨のミネラル」とも呼ばれます。
健康な肌を保ちます。
メラニン生成に関わる酵素チロシナーゼの補酵素として働くため、不足すると皮膚の脱色などの症状を引き起こすことがあります。
また、亜鉛と同様に肌の弾力を保つコラーゲンの形成にも関わっています。
銅の目標量を食品で摂る場合。
銅の1日の推奨摂取量0.8mgを摂取するために必要な食品量を下表に示します。
干しえび | 約16g |
ほたるいか(くん製) | 約7g |
牛レバー(生) | 約15g |
ピュアココア | 約20g |
うなぎも(生) | 約75g |
アーモンド | 約60g |
ごま | 約50g |
銅の欠乏症や過剰症
銅が不足すると、貧血や骨異常などが起こります。
また、成長の障害、色素沈着の減少、免疫機能の低下、コレステロールや糖代謝の異常などを引き起こす可能性があります。
1日の上限量は10mgとされています。
過剰に摂取した場合に、肝硬変や胃腸の不調などの報告がされています。
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